
投稿者 Anonymous 投稿日時 2003-9-24 11:57:04 (4437 ヒット)
レストア用パーツと言いますと、オリジナリティにこだわるオーナーの方も多数見え、そのような方はパーツもやはり純正が第一希望となります。当社も当然純正パーツを求めて右往左往しているわけですが、その多くは既にメーカーに在庫も無くて、どこやらの自動車屋さんの倉庫の奥の方で眠っていたようなものをそれこそ発掘?してくるなんてこともあったりするわけです。
ご存知のようにホンダの場合は、創業者の本田宗一郎氏が存命中はかなり
純正部品が入手 できたのですが、現時点では他社と同程度のようです。純正部品の保存期間はメーカーにより異なりますが、車の発売終了後10年〜20年で、当社が扱っているような車種ですと、公にはメーカーに在庫は無いことになります。が、実際には特定の部品だけに付いては数は様々ですが在庫があったりすることもあります。
純正パーツが入手できない場合、クラブ等である程度数がまとまれば再生産ということもありえる訳で、実際にメーカーと交渉してそのようなことを実現した例もあります。但し、当然のことながら通常かなりの価格となります。そんな訳で当社ではある程度の販売量が期待できそうなものに関しては独自ルートで生産したパーツも扱っています。これらに関しては純正ではありませんが、生産年月が比較的新しいので倉庫に長期眠っていたものなどに比べますと程度は良いです。